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 野菜うまいのは当たり前
2010.03.24(Wed)
 会社のヒトの薦めで小川糸「食堂かたつむり」を読んだ。映画化されてるらしい。たぶんネタばれ注意と思う。

 女の人らしい涼しさに満ちていた。食のみずみずしさはイコール自然のみずみずしさだった。食の話は、主人公がどうしたいか、インスピレーションの部分と食材が味を呼んでくるという作り方が、前に中国でベジタリアンの女性に連れて行って貰ったプライベートレストランの料理人の男性の作り方を思わせた。そして、主人公は料理を作る事に絶対の自信を持っているという事が、一番の軸と思った。

 主人公の郷愁というか、過去との対話という軸に関連した、彼女のお気に入りの木の話などはまるで自分の話かと思った。主人公にとって家族や家の思い出はもちろん大事なことだが、それと同じ位、土と森と風と水と太陽みたいな事が私にとってもすごく大事だったなあ、と思いながら読んだ。
 
 彼女と彼女の母は不器用であったかもしれないが、時というのは少し人を結びつけるので、最後心残りがあっても、お母さんがちょっとでも幸せであったのなら良かったと思うし、前の二人だったら「よい心残り」は残らなかっただろうと思う。

 面白かった。
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// 12:07 // 本(写真集) // Trackback(0) // Comment(0)
 おーきな絵
2010.03.18(Thu)
 武蔵野美術大学造形学部 通信教育課程卒業制作展を見て来た。Junkoさんがお目当て。

 皆大きな絵を書くのが課題なんだろうと思う。全員、大きな絵だった。大きな絵とは、やってもやっても埋まらないのか、やってもやっても足りない大きさなのか。Junkoさんの絵は、通る人が「怖い」と言っていて、私もそう思ったのだが、それはそう見えるって事が正解かは分からない。もう一つ思ったのは、静か、かもしれないなと思ったのだった。本人にとっては対して怖い事ではないというか、感じ方の違いでどうとも見れる様な絵だった。多分、ご本人の伝えたい事とかはまとまっている、と思えた。他の人達のも、それぞれで楽しかった。私は、上手いとか、知らん。

 油絵の具のにおいがまるで小学校の図画工作室の様で、ふらふらとしながら行ったのだが、大変楽しい気持ちだった。
// 22:36 // 展覧会 // Trackback(0) // Comment(0)
 雑記の中の雑記
2010.03.03(Wed)
 時間が流れているという事が、親の昔の面影を変え、血肉が土に近くなるという事と、私もしかり、という事、私は、親が二人で作った楽園は二人のものと思い、そこは絶対私のものではなく私の人生でもないから、こそ尊重したい。そこに居る時から自分の場所とも思ってなかったし。そして、長生きしてもしなくてもどちらでもいいし、ちょっとした事は「もうそれでいいや」という事を思う。それは、全ての最後でしあわせであったなあ、ならそれでいい。

 私の境遇では、現時点では、これしか考えられない。医者にしか出来ない事はうまくいく様に、と願ったりする事しか出来ないもんだ。
// 20:32 // 雑記 // Trackback(0) // Comment(0)
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