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 散る散るなにもかも
2010.04.06(Tue)
 暗いビルの色に桜の花びらは白く映えていた。
風はすこし暖かく下から吹き上げ、桜は下から上に飛んでいって、
上で減速して、みんなの上に同じ様に平等にひらひらと落ちていた。そんな様だった。
桜を味わえない人にも平等にしあわせを、配る、みたいな感じ、と思い、
近々、この道は歩かない場所になるけれど、幸せだなあと思って歩いた。


 赤を入れるっていうのは、文章の校正をする事らしいんだけど、
会社にそれをやるのが好きな人が居て、一生懸命真面目に楽しそうにやる。
出来上がりは当然無難だけど、大多数の人に伝わる言葉というのは
そういった無難な技術なのかもしれない。
でも、実は私はあんまり興味がない。彼が楽しそうに校正をするっていう事が面白い。

 そんな事も忘れてしまうのだろうか。
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// 23:58 // 雑記 // Trackback(0) // Comment(0)
 震えのくる様な本当の言葉
2010.04.01(Thu)
 寝ている時はやる事が無いので、いつもは目が痛くて読めない本も読もうと思うのだが、折角冷まそうと思っている頭の熱が上がってしまう様な本である場合どうしたら良かったのだろうか、あいにく本書はそういう本であり、著者の綴る言葉は震えがくる。

 小島剛一の「トルコのもう一つの顔」を読んだ。言語学者の彼の、トルコに魅せられたが為の少数民族言語研究の旅は、まるで冒険活劇の様な印象を受ける、ご本人にそのつもりは無いだろうが。この人は勉強が出来る人というより本当に頭の良い人だ。頭が良いからきちんと噛み砕いて話をしてくれる。

 クルド民族の問題もまだ終わった訳でも無いのだし、トルコに限った問題では無い事に触れられている。日本だって、北海道や沖縄あたりはほぼ「こういった事」のあった場所で、日本人ですら意識の薄い事だ。本来ならセンセーショナルな言葉や猥雑な言葉で語る人も多いであろう問題にすっと筆を進めている事が素晴らしいと思う。言葉が無い。私の少ない語彙では足りないと思う。お薦めだ。発行から大分経って読む事になってしまったのが残念な位だ。彼の著書が一冊しかないのも残念だ、彼は今どう世界を見ているのかしら。
// 21:42 // 本(写真集) // Trackback(0) // Comment(0)
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