FC2ブログ
【本を販売しております】 是非ともご覧頂けると幸いです。詳細は→ こちら
【過去の展示履歴等】   詳細は→ こちら

 偶然なのか必然なのかよくわからなくなってきた
2006.08.06(Sun)
tatebayashi_m.jpg



 群馬県立館林美術館にて「昭和の記憶 写真に甦る人々の情景」を見た。かねてより、館林美術館の建築が美しいとの事で、友人との都合がついてとにかく行ったのだが、まさか写真の展覧会がやっているとは知らなかった。日本の写真の歴史の中で、昭和の重要人物達の作品が、カラーが無かった訳では無いけれども、ほぼモノクロ写真で構成されていた。しあわせ。早合点の私は安井仲治さんが居ない事が気になったのだけれど、「昭和」という括りとはちょっと違うのかな。と、思い直した。

 出品されていた作家を、敬称略で挙げると、福田勝治、木村伊兵衛、植田正治、濱谷浩、林忠彦、岩宮武二、福島菊次郎、石本泰博、大辻清司、金井精一、東松照明、奈良原一高、川田喜久治、細江英公、高梨豊、森山大道、須田一政、荒木経惟、牛腸茂雄、田村彰英、畠山直哉。

 ずっと見ながら、すごい写真というのは、例えば飾り付けをしなくても、自分の好みの会場でなくとも、シンプルな壁に額縁にシンプルなマット、に入っている、という事だけで、写真が圧倒的な力を帯びている事のすごさ、そのしあわせな感じが凄かった。みなさん素晴らしいのだけれども、濱谷浩さんは凄いなという印象だ。そして、金井精一さんは、プロでは無いのな。アマチュアのまま、こうやって、写真史というものに残る、その事も、なにもカメラマンにならずとも誰かを感動させて、ずっと写真と生きる事が出来て、そうしている事はなんて心の贅沢で、イイなあと思いつつ見た。あとイイのは、アラーキーの写真が全て「センチメンタルな旅」から出品されていた、もちろん注釈にはこれだけではないというのはあったけれども、この作品だけから出すっていうのは、イイ、と思った。入館料は大人400円(学生200円)だったが、ものすごいボリュームで見応えのある展示に、驚いた。

 ちなみに美術館の設計は第一工房さんとの事。綺麗だった。すごく。展示するスペースと安らげるスペースがかっちり分けてあって、別棟では体験教室が開ける、スッとした本館とは全く違う建物がありそれも可愛らしかった。とにかく長いので、写真には納まりきらなかった。空間も、展示も、素晴らしかった。


 私信:平田さん、メッセありがとうございました!しかし、御伺い出来ませんで残念でした。画廊のHPが動いてない様で、情報を集めるのが遅くなりまして、会期に気付けたのが今日でした、残念デス、また、いつか、お伺い出来れば幸いです。
// 01:28 // 展覧会(写真) // Trackback(0) // Comment(0)
<<とにかく撮るだけ | ホーム | 手に持った実りの種を配って歩いているヒトは>>
コメント
 コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

 トラックバック
トラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |